訓令式とヘボン式そしてUBUNTU

我が社名である英徳社のローマ字表記は「Eitokusya」としています。この表記は訓令式です。
日本にはもうひとつヘボン式という表記があります。メールアドレスが@eitokusya.comなのですが、eitokushaと手入力される方がいらっしゃいます。それだけヘボン式は、馴染んだものになっているのでしょう。

訓令式は日本語のローマ字表記として考えられ、ISOにおいても採用し承認されています。非英言語圏においては、訓令式のほうが伝わりやすいことがあります。

一方、ヘボン式は、アメリカ人であるヘボンさんが英語の発音により近づけた表記として考えられたものです。外国語のテキストに読み方としてカタカナを記入するように、日本語をどう読むかと工夫されたんですね。
ちなみにヘボンさんの英名はHepburnですが、ヘボン式は採用せず、自らヘボンと名乗っていたようです。ヘボンさんは明治維新より前、1859年安政6年)4月24日北アメリカ長老教会の宣教医として最初の来日を果たして以降、長きに渡って日本に滞在されました。

そしてUBUNTUは、南アフリカのズールー語の言葉で「他者への思いやり」を意味するそうです。Ubuntsuと書くのは間違いです。https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu